プラネットライカ
PS
ストーリー★★☆☆☆
サウンド★★★★☆
グラフィック★★★☆☆
システム★☆☆☆☆
バランス★☆☆☆☆
金星の電波★★★★★+
一言:とりあえず、登場人物は犬。
お気に入りボス:ヨランダのボス

NEWGAMEを選ぶと同時に、カラフルなボールと奇妙な音楽が流れると謎の紳士?が現れ、
笑うセールスマンのような声で謎の語りが始まります。

『もし、あなたが、あなたの知らない間に別な人間として振舞っていたら……どうしますか?

別な人間でいる間の記憶は、もちろん無い。

あなたの中の他人は、一体何をしでかすやら……

そんなことが本当にあなたの身の上に起きたら……どうしますか?

ウォッホン。(おそらく咳払い)

このお話の主人公は、心の中に別な人格を住まわせています。それも三人も。

どうしてそんなことになったのか?

自分じゃない自分が三人もいて平気なんでしょうか?

……お話の舞台となる火星には、あらぬ妄想をかきたてる力が、潜んでいるという話じゃありませんか。

おおっほ!恐ろしい!!

やっかいなことに…ならなければいいのですがね…ほっほっほっほっほ……』



……はい。

プラネットライカは↑こういうRPGです。

いきなり飛ばしてきます。字幕がないので間違っているところもありかもしれませんが、概ねこんな感じですね。

このナレーションが全てを体現してるといってもいいので、コレを元に少しゲームについて説明しましょう。


>このお話の主人公は、心の中に別な人格を住まわせています。それも三人も。

主人公は多重人格です。もうこの設定からして、なにかおかしいことを感じ取っていただければ幸いなんですが、
主人公ライカの人格は、人の悪に触れることにより表に体現してきます…ってなんじゃそりゃ?

つまり、町の人と話してると、うぼぁーとなんか出て、勝手に人格が変わるんです。
人格は、力悪・アーネスト、知悪・スペーサー、欲悪・ヨランダの三人。
まあ他にもいるんだかいないんだか……まあ人格を変えないと、先に進めないのだけは確かです。

 

>自分じゃない自分が三人もいて平気なんでしょうか?

全然平気じゃありません。

あまり悪を貯めすぎると、人格暴走してゲームオーバーです。
人と話すのも命がけ。すごいRPGが出てきました。

 

>お話の舞台となる火星には、あらぬ妄想をかきたてる力が、潜んでいるという話じゃありませんか。

そう、お話の舞台は火星です。
簡単にストーリーを説明すると……

地球人が火星人に和平交渉として『顔をプレゼント』したはいいんですが、
火星人が滅んじゃったので、とりあえず火星を調査しにいこうということになり、
まあ、先遣隊でも送っとけやと送り出しては見たものの、思いっきり消息不明になった上、
顔の化け物が出たとか良く分からないことになってるらしいので、
ライカ一同、火星調査に再び乗り出したというわけです。


すいません。書いてて意味が分かりません。

 


 
ライカ一行、乗組員は各分野のエキスパート(らしいです)

リーダーは、ロリコンで、無責任、果てには看板になってしまう(文字通り)タトラー船長。

操縦士に、マザコンで完全なる善人の、ビン詰め男(こちらも文字通り)ヌーン。

パーティーの紅一点。地質学者で色白、凍れる女(さらに文字通り)エイプリル。

そして、このお話の主人公、トラウマの塊で多重人格のライカ。


人選失敗……orz


 


ちなみに、戦闘はその謎の顔の化け物に対し、光の玉を反射して倒すアクション風。

経験値やお金の概念もありませんし、パーティー戦なんてもってのほか。

雑魚戦は全回避がデフォルトです。

ちなみに、パーティー戦が無いってことは、上のメンバーもそれほど重要じゃないというか……
まあ。そんな感じです。

あと、紅一点とか書きましたが、このゲーム、地球人は火星人に顔をくれてやっているので

顔だけ犬です。

おっと、可愛いのを想像してはいけません。

ポリゴンで、しかも頭部ではなく、顔だけ犬なんです。(耳とかはそのまま)
いや、もしかしなくても気持ち悪いのは言うまでもないでしょう。


 


と、こんな感じのゲームなんですが……

実際やってみるとさらにすごいことになってます。


火星の住人の言ってることは電波が入りすぎてて良く分からないし、

雑魚戦なんてやらないので(戦う意味が無いから)話を追うだけなんですが、その話が良く分からないし、

音楽は色々作ってあるのですが、総じて気味が悪いし、


ボスもたまに出てきたりしますが、まず負けません。
こんなノリを六、七時間体験した後、いきなり終わってくれます。

ネタバレすると、ラスボスは究極の悪人(自称)で、
力、知、欲を全て統合したら、なんかビジュアル系バンドのボーカルみたくなっちゃったらしいです。

しかもいっちょまえに変形するタイプのボス。

その変形は、 バンドのボーカル⇒でかい芋虫⇒超宇宙的銀河ヒトデ





……


………


正直何がなんなのか…


それもこれも、全て台詞が異常に電波なことが原因でしょう。

というか、これは登場人物の電波発言を楽しむゲームです。

そう思っただけで、何か楽しくなってきます(末期

ここで、多少なりとも興味を持ってくれてる人のために、序盤の台詞を少し書き出してみましょう。
コレ↓を読んでまだ興味が尽きなければ、あなたも私と同じく末期かも……


 


『見ろ!あの狂おしい輝きを!』(火星を見たタトラーの第一声)
いきなりOP、乗組員からしてコレです。不安になるなという方が無理でしょう。

『神は死んだ。光の私……』(先遣隊が残した言葉らしいですよ?)
光の私。誤植かと思いました。

『何だ?光の私?やつの言葉か。光の私ってどういうことだ?
輝いてるのか?火星で輝いてるってのか。』
(↑を受けて、ヌーン)
誤植じゃなかった……(´A`)

『おお、ばらよ!お前は病んでいる』(扉を開けるための合言葉)
病んでるのはコレを考えたスタッフだと思います。

『あんたは…そうか!あんたか、新しい使者というのは!喜びが増えるぞ。で、どっちなんだあんたは自身は、
分類として、金星なのか?もうすでにそうなのか?』
(学者?研究者マウンテンの言葉)
どうでもいいけど、初対面の第一声がこれですよ?

『お前の仲間がアイスレイクに入った、アイスなレイクだ、古い酸素坑道がある、シーシー!』(坑夫)
アイスなレイク?普通に道を教えてくださいよ……

『わ、分からず屋はお仕置きだぞ…ひ、火かき棒でお仕置き……』(ヌーンの父、パンチ)
ちなみにこの後、コレを言った人がいきなり殺されます。

『返せ!アタシを返せ…ちくしょう!(略)あははは、あたしが死んだ方が良かったの?』(ヌーンの母、ジュディ)
ヌーンは大変な環境で育ったようですね……

『ここは万事うまくいってる。そうだろ?俺は大丈夫だ。
自分を信じているからな。自分を貫いているからな。』
(火星の住人。レッド)
みんながみんなこんなこと言ってるのを見た限り、確実にうまくいっていません。

『ああ、燃える燃える、クロエちゃんが燃えてしまうぅぅぅぅ…(ここで何故かボス戦)
あはは!平気だ!平気。クロエちゃんが平気だ!』
(ロリコンのタトラー船長)
クロエちゃんは船長が昔可愛がっていた人で、事故で死んだとか。なぜ火星にいたのか全く不明。

 

序盤も序盤。一回目のボス戦終了までで、短そうなヤツを十個ほど挙げてみましたが……いかがでしょう?

やってみたいと思った方。電波発言を楽しみたい方は、 難易度も低いですし、
ストレスが溜まるようなシステムでもないので(悪は溜まっていきますが)軽い気持ちでやってみてはどうでしょう?

PSで少し前の作品ですが、そこはかとなく新しい感じがしますよ。


 


 


最後に冒頭のナレーションより、

>おおっほ!恐ろしい!!

俺はあんたが恐ろしいよ

評価…60点 結局、OPの紳士が何者だったのか分からないのは仕様でしょうか?

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